ホーム > 研修会・例会 > 過去年度(平成28年度) > 平成28年度第4回中央統括支部研修会(後期必須研修)のお知らせ
初春の候、会員の皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は中央統括支部の事業運営につきましてご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、中央統括支部では、本年度の後期必須研修会を下記のとおり開催いたします。ご多忙中とは存じますが、開業、勤務を問わず、多くの会員の皆様方にご参加いただきますようご案内申し上げます。
大石統括支部長あいさつ、支部長等紹介
少子高齢化の進行を背景に「介護」が社会的な問題となっている中、団塊世代が高齢期に突入することで、介護保険制度上の要支援・要介護認定者数は増加の一途をたどっています。このような背景から、仕事と育児の両立支援と同様に、仕事と介護の両立支援についても社会的関心が高まってきているといえます。
介護者は、男女ともに50代以上のとりわけ働き盛り世代で、企業の中核を担う労働者であることが多く、企業において管理職として活躍する方や職責の重い仕事に従事する方も少なくありません。経験を積んだ熟練従業員や管理職など企業の中核となる人材が、仕事と介護の両立に悩み離職してしまうことは、企業にとって大きな損失です。このような状況は、企業だけでは対応することの出来ない深刻な問題といえます。
そして実務的にも、雇用と社会保険制度の両面において、複合的に多くの問題を有しており、また平成29年1月には育児・介護休業法も改正されます。こういった意味では、我々社労士がこの問題に高い関心を持ち、高齢化社会における重要な雇用問題として考える契機であり、正しい知識と認識をもって取り組んでいくべき課題であることは間違いありません。
そこで、今回の必須研修会では、企業現場に精通し、ワークライフバランスの実践・研究を行っている講師に、介護の現状、働く現場における介護離職のリスク、会社としての対応、そして人材マネジメントに対し、社労士がどのようなことを理解し、どのように対応すべきなのかをご講義いただきます。
2月6日(月)は社会保険労務士の必須研修ですので、必ずご出席下さい